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-CHASE- 未解決事件捜査課 ~遠い記憶~ レビュー!

更新日:

Nintendo DSで今もなおファンの多い個性的なアドベンチャーを作ってきたCINGの元開発スタッフとそしてアークシステムワークスが手を組んで手がけたダウンロード専用のアドベンチャーゲーム、「-CHASE- 未解決事件捜査課 ~遠い記憶~」をクリアしましたのでレビューしてみます。

 

 

WVW69jub0MUk2MnEF7[1]

 

ゲームニュースサイトを見ていて「あ、カイルハイドさんだ!」と思い開いた記事、それがCHASEの記事でした。主人公七瀬はCINGのアドベンチャーゲーム「ウィッシュルーム」や「ラストウィンドウ」のカイルハイドと瓜二つの顔だったんです。

これは意図した物だそうでCINGのファンの人に気づいてもらうためにこういうデザインにしたとのこと、その作戦は少なくとも私の場合は成功だったようです。

 

 

ゲーム内容の評価

まず遊んでみていいと思ったのがLive2Dを使ったグラフィック。

キャラクターが息をするように常に動いていたり、一つ一つの動作が2Dグラフィックスなのに自然です。

また音楽や効果音も「アナザーコード」や「ウィッシュルーム」の雰囲気に近くCINGファンは懐かしいと思うのではないでしょうか。

 

全体的にサクサク進んで短め、私としては大作ゲームは何本も他に遊んでいるので

こういう短く合間に遊べる程度のボリュームは嫌いではないのですが・・・

シナリオについてはネタバレを含むので後述させていただきます。

 

CHASE[1]

 

ゲームは会話→情報整理を繰り返して進んでいく内容で私が知る限りなんと主人公の七瀬、はじめから最後まで部屋から一歩も出てません。

現場写真を見たり、容疑者を部屋に呼んで取り調べはするのですがそのせいか凄く地味です。

まあ元々CINGのゲームの「ウィッシュルーム」や「ラストウィンドウ」もずっと建物内の話だったのである意味伝統通りなのでしょうか。

外に出ないのは恐らく予算の関係だとは思いますがずっと部屋の中で話しているだけなのでもう少し変化が欲しかったです。

 

会話はかなり淡々と進んでいくため主人公たちの雑談的な会話が殆どなくひたすら事件についての話で進んでいくのも残念でした。

直接的なシナリオと関係がないところで垣間見える主人公の癖だとか性格の内側の部分みたいなのが見えるようなシーンが欲しかったですね。

この問題は開発者も把握していたのか、公式サイトではショートストーリーという形で本編に収録されていないエピソードを読むことが出来ますがやっぱりちゃんとゲーム内で見たかったというところではあります。

 

後キャラクターの名前ですがよみがなが出てくるタイミングがちょっと遅いです。

会話途中で出てきた名前も少し進めてカットシーンに入らないとよみがなが出なかったりします。

ゲームの機能的にふりがながふれないとしても七瀬祥之介(ななせ しょうのすけ)のように初登場時はふりがなを振って欲しかったですね。

 

難易度は凄く簡単で尋問や推理パートでは今までの会話を聞いていればほぼ間違えないものばかりですし、セーブ&ロードもいつでも出来るのでかなり簡単です。

ボリュームはDLタイトルと言うこともあり短く1時間~2時間程度でしょうか。

 

WVW69jubxqY9-qmTT-[1]

 

ネタバレありのシナリオ評価

シナリオについてちょっとざっくり感想を。

以下ネタバレ注意です。

 

警察の割になんか色々ガバガバじゃないでしょうか。

解剖がずさんで死因が分からなかったところとかも適当な感じがしますが

たとえばデータが暗号化されていて警察内のデータベースから情報が読み出せないというシーンがありますが、そもそも仕事のファイルを暗号化して退職するのって犯罪ですよね?

この時点で問題にならなかったのでしょうか。

さらに最後のシーンでは続編ありきで主人公達がクラッカーから届いたメールの添付ファイルを開いて終わるというところなのですが、「警察関係者なら怪しい人から届いたメールの添付ファイルは簡単に開くな!」と思いますし、「そもそも警察のデータベースに繋がっているようなPCをネットワークに繋げるな!」と思いました。

後「クラッカー」っていう言葉が唐突に出てきますが、意味を知ってる私でも一瞬「えっ?」となりました。クラッカーは悪いハッカーの意味で使い方としては正しいのですが、現在の日本ではこういう悪いハッカーも単に「ハッカー」だとか「ブラックハッカー」だとかそういう言い回しで使うことが多いですし、殆どの人はわからなかったのでは?

補足説明するとかちょっと掘り下げても良かったと思います。

 

WVW69jucDksYidtyPh[1]

シリーズの鍵になるハッカーの名前が「TRICK」っていうのもちょっとひねりがなさすぎませんか。

せめてLeetにして「7r1ck」にするとか一工夫して欲しかったです、TRICKじゃハッカーとして有名になれませんよ、たぶん。

 

 

上記の通りメインシナリオに関してちょっと疑問というか、強引な印象を受けました。

キャラクター自体は皆さんほどほどに癖がある感じで私としては「好み」だったのですがゲームの中では殆ど雑談パートなどほぼ全くない内容で事件を追いかけているのでキャラクターもなんとなく薄っぺらく感じたまま終わってしまいました。

 

 

 

全体の評価

短いですが値段も安いのでこんなものでしょうか。最近めっきり見なくなった美少女が出ない硬派な推理物アドベンチャーゲームというだけでも貴重ですし、安っぽさを感じるところは随所にありますが内容もそこまで悪くありません。

CINGのゲームファンなら思い出を思い出すために遊んでみるのもありかなと思いますが、もしあなたがCINGのゲームを遊んだことがなくていきなりこのゲームを遊ぶのであれば、過去のDSで発売されている作品を遊ばれた方がいいかもしれません。

過去作もアドベンチャーゲームですし、今遊んでもそれなりに楽しめるはず・・・

 

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